美容師の主な転職理由3選！転職に失敗しないポイント｜美容師/美容室の求人・転職専門サイト【ビューティーキャリア】

2021/01/21

美容師の主な転職理由3選！転職に失敗しないポイント

憧れだった美容師になったものの、何らかの不満があって辞めたい・転職したいと考える美容師は多くいます。

美容院は全国でコンビニよりも多いと言われている現在、美容師求人は世の中にあふれていることから、転職先を選ぶこと自体は困難ではありません。しかし、「転職したい」という漠然な思いで転職しても、次の転職先がうまくいく可能性は低いでしょう。

そこで今回は、転職を考える美容師に向けて、美容師の主な転職理由から転職時の注意点、さらに失敗しないためのポイントを解説します。

1.　美容師の主な転職理由3選

美容師が転職を考える理由には、下記3つがよく挙げられます。

●激務の割に給料が安い
●長時間労働のせいでプライベートの時間が取れない
●キャリアアップが見込めない

まずは、それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。

1-1.　激務の割に給料が安い

美容師は、基本的に労働量が多いと言われています。
そもそも美容師は、就職してからすぐにスタイリストになるわけではなく、アシスタントとして働くこととなります。アシスタントは主にシャンプーや掃除などの業務を任されることが多く、さらに業務時間が終わった後にも、いち早くスタイリストとなるための練習を行わなければならないため、激務となることも珍しくありません。
しかしアシスタントは低い固定給が設定されていることがほとんどであることから、「激務の割に給料が安い」という不満が出てきてしまうのです。

1-2.　長時間労働のせいでプライベートの時間が取れない

前述したアシスタント時代では、業務時間の終了後に練習時間が入ることから、長時間労働となることが多くあります。
さらにスタイリストとなった場合でも、数多くのお客様を担当しなければならなかったり、業務時間後にミーティングを行う必要があったりと、一人前ならではの業務が存在します。
このような長時間労働のせいでプライベートの時間が取れなくなることを不満に、転職を考える美容師も決して少なくありません。

1-3.　キャリアアップが見込めない

美容室によってキャリアアップしやすい環境であるかどうかは大きく異なるものの、中には数年スタイリストとして多くのお客様を担当しているにもかかわらず、歩合給がなかったり、昇給が叶わなかったりするケースも存在します。美容室のオーナーが、「売り上げの増加」よりも「安定した経営」を重視する場合によくある話です。
より有名になって多くのファンを獲得したいと感じる美容師にとって、このような美容室はキャリアアップが見込めず、転職したいと感じることも無理はありません。

2.　【美容師】転職時の注意点

働いている美容院を辞めたいと思っても、安易に転職を決めることは避けましょう。転職回数が多ければ多いほど、採用に悪い影響を与えるためです。
また、アシスタントの状態で辞めたとしても、次の転職先でも再度アシスタントからやり直しです。また一からのスタートとなるため、忙しさを苦に転職する方には向いていません。

一度「辞めたい・転職したい」と思っても、本当に転職するべきかどうかを改めて考えてみましょう。

3.　美容師の転職で失敗しないためのポイント

美容師の転職で失敗しないためには、「転職の理由を明確にして、次はどのような環境で働きたいかを導き出す」ことがポイントです。
「転職したい」という漠然な思いで転職しても、次の転職先で同じ失敗をする可能性があります。なぜ転職をしたいのか、その理由を明確することで、美容師求人でチェックすべきポイントが見えてくるはずです。

転職理由	美容師求人でチェックすべきポイント
給料が安い	「月収○万円〜」などの給与設定
労働量が多い	「ダブルワークOK」「年間休日115日」などの条件
キャリアアップが見込めない	「キャリアアッププラン」などの制度

まずは気になる求人をいくつかピックアップしたうえで、求人内容に記載のない情報は、面接の時点でしっかり聞いておきましょう。

まとめ

美容師が転職を考える主な理由は、労働量の多さや給料の安さ、将来性のなさなどさまざまです。
しかし、美容師に限らずどの業界においても、安易に転職を繰り返すことは避けたほうが良いでしょう。転職回数が多ければ、面接の担当者に「すぐに辞められそう」と思われてしまいます。
一度本当に転職するべきかどうかを考え、それでも転職したいと思った際は、転職理由を明確にし、転職を失敗しないためのヒントを導き出すことが大切です。
ここまでの内容を参考に、ぜひ美容師の転職を成功させてください。