美容師の独立におすすめの年齢｜独立の条件・しておくべき準備も｜美容師/美容室の求人・転職専門サイト【ビューティーキャリア】

2021/03/09

美容師の独立におすすめの年齢｜独立の条件・しておくべき準備も

美容師で働く美容師は、基本的に基本給+歩合制の給料システムです。努力すればするだけ稼げるものの、「さらに上を目指したい」という美容師の中には、独立開業を考えている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、美容師の独立におすすめの年齢や、独立にあたって必要となる条件、さらにしておくべき準備をわかりやすく紹介します。

1.　美容師の独立におすすめの年齢は？年代別に解説！

美容師の独立は、その人の勤続年数やスキル、さらに顧客数によっても成功の可能性が大きく異なるため、一概に〇歳がおすすめと言えません。

しかし、長い勤続年数で高いスキルがあり、多くのファンを抱えたうえである程度の資金をもって独立すれば、成功の可能性は高いでしょう。

そのため、美容師のスタイリストとして活躍し始めたであろう20代はそれほど独立にはおすすめしない年齢と言っても過言ではありません。

ここからは、20代をはじめ、30代・40代の「美容師の独立」について解説します。

1-1.　【20代】顧客数・融資関連でおすすめではない

前述のとおり、美容師のスタイリストとしてデビューしてからまだ間もない20代での独立は、あまりおすすめではありません。なぜなら、20代のスタイリストはまだ実績が少なく、かつ勤続年数の低さにより独立時に必要となる十分な融資が受けられないためです。

また、美容師として独立するためには、運営方法や集客方法など、経営に関する知識も必要となります。まだまだ駆け出しと言える20代の美容師にとって、これらの知識を得る時間も限られています。

もちろん、20代でも独立している美容師は存在しますが、基本的には「まだまだ経験を積んだほうが良い」と言えるでしょう。

1-2.　【30代】ある程度の資金やスキルがあればおすすめ

30代の前半か後半かによっても大きく異なりますが、30代となるとある程度のスキルを得られているでしょう。リピーター顧客も増え、十分な資金も貯蓄できるころになるはずです。

20代のうちから経営についてもしっかり学んでおけば、30代でも成功する可能性は大いにあるでしょう。

しかし、30代となると、現在働いている美容院に退職を伝えると引き止められる可能性も高いです。円満に退職するためにも、念入りな計画が必要となります。

1-3.　【40代】開業プランがしっかりあるなら最もおすすめ

40代となると、美容師としての経験年数は20年程度となります。多くのリピーター顧客を有しているだけでなく、幅広い知識もあるため、独立に最もおすすめの年齢と言えるでしょう。

とは言え、年齢的にも「早いうちに経営者・オーナーの立場として、経営をしたい」と考える方も多いでしょう。スムーズに人気サロンに育てるためには、スタッフの育成や集客方法などにおける知識はより重要となります。

2.　【美容院】独立の条件｜独立前にすべき準備は？

「独立して、美容院を開業しよう！」と考えても、すぐに美容院をオープンさせられるわけではありません。美容院を開業するためには、下記の条件を満たさなければなりません。

管理美容師の資格取得
事業計画書の作成・提出
保健所からの営業許可

上記の条件をしっかり満たしておかなければ、美容院の開業は絶対にできません。

上記の条件を満たした、または満たせる見込みができれば、下記の準備も必要となります。

店舗を決定し必要に応じて改装する
自己資金がなければ融資を受ける
必要な人数のスタッフを募集する　など

店舗を決定し改装したり、融資を受けたり、人材を募集するなどの準備は、どれだけ努力しても1ヶ月などの短期間では行えません。いつ何が起きても冷静に対処できるよう、ある程度余裕をもって、綿密に計画を立て、計画通りに進めることが大切です。

まとめ

ここまで、美容師の独立におすすめの年齢から、独立に必要な条件・準備を解説しました。

20代でも独立し、成功をおさめている美容師は少なからず存在します。しかし、なるべく失敗のリスクを防ぎたいのであれば、ある程度のスキルや顧客数、資金をもつ30代・40代のほうが最適と言えるでしょう。

また、美容院の開業には条件があり、しておくべき準備も数多くあります。1％でも成功の可能性を上げるためにも、余裕をもって計画を立てましょう。ここまでの内容を参考に、ぜひ美容院の独立開業を目指してください。

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