話題のココナッツオイル！その効果とは？｜美容師/美容室の求人・転職専門サイト【ビューティーキャリア】

2015/10/30

話題のココナッツオイル！その効果とは？

美容・ダイエットブームはその時代の流行を表しますが、海外モデルや女優がブームが火付け役となり現在女性たちの中で流行しているが「ココナッツオイル」。その名は、いまや広く知れ渡っていますが、具体的にどんな効果があるか知っていますか？今回は「ココナッツオイル」の効果を分かりやすく解説します！

“オイル”と言っても他のオイルとはワケが違う！

ココナッツオイルに約60%含まれている「中鎖脂肪酸」がそのカギを握っています。一般的な食用油のほとんど（キャノーラ油、オリーブオイル、ラード、牛脂、豚脂など）は、「長鎖脂肪酸」と言い、“オイル”と言えども成分が異なることが分かります。

「中鎖脂肪酸」は、「長鎖脂肪酸」に比べて、4~5倍も速く分解され、短時間でエネルギーになることが特長です。一般の食用油に含まれる「長鎖脂肪酸」は、体に吸収された後、リンパ管、静脈を通って脂肪組織、筋肉、肝臓に運ばれ分解や体内に貯蔵されます。それに比べ「中鎖脂肪酸」は、肝臓へ通じる門脈を経て、直接肝臓に運ばれ、効率よく分解されてエネルギーとなるため脂肪を燃やしてくれる働きがある、というワケです。

ココナッツオイルでダイエット！

ココナッツオイルを使った効率の良いダイエット方法は、今使っている調理用の油（炒め物に使っている油、揚げ油、食用油）からココナッツオイルに変えるという方法です。そうすることで「長鎖脂肪酸」の摂取が避けられ、エネルギー効率の良い「中鎖脂肪酸」で貯めこまないカラダづくりができます。

ただし、よくありがちな「ココナッツオイルだけを摂る」ということは避けましょう。ココナッツオイルは当然オイルであり油です。スプーン大さじ1杯あたり約110キロカロリーあるということを忘れないで下さい。摂取したカロリー以上にカロリーを消費してくれる食べ物ではないため、食べれば食べるほど痩せるわけではなく、摂取しすぎたり、何もせずただ飲むだけというのはダイエットと逆効果となるので気をつけましょう。

スキンケア、ヘアケアにもピッタリ！

◎化粧水のブースターオイルに

クレンジングと洗顔を行った後、タオルで軽くふき取った状態の肌にココナッツオイルを1～2滴ほど塗ります。すると肌が柔らかくなり、肌全体がもっちりと潤います。その後に使用する化粧水や乳液の浸透がとても良くなるためオススメ！

◎アウトバスのボディクリームとして

お風呂からあがった後に、オイルを塗ると肌の乾燥を防いでくれます。量を付けすぎるとベタつく可能性があるため少しのオイルを伸ばして使う事がポイントです。かかとの角質ケアや、リップの保湿など全身くまなく使えます。

◎コンディショナーにココナッツオイルをイン！

いつもの通りシャンプーをして、コンディショナーにココナッツオイルを混ぜて使用するとGOOD！コンディショナーの成分と共に浸透するため、ココナッツオイルが潤いのある髪へと導きます。

奇跡のオイルと呼ばれるココナッツオイルの効果は、調整作用、認知症、糖尿病の予防、免疫力の向上などまだまだ計り知れません。一過性のブームではなく、長く生活に取り入れることをおすすめします！

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