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2018/10/05

【Vol.1】otope/浦 さやかさん

 
独自の感性とデザインで圧倒的な存在感を放ち続ける、表参道「otope」(オトペ)の代表・浦さやかさん。その作品世界は、まさに“URA WORLD”。自由かつ斬新な空気に満ち溢れた唯一無比の世界観で魅了する浦さんの活動は、サロンワークに留まらず、雑誌撮影から全国セミナー、ヘアショー、商品開発等々、多岐にわたっています。 個性的な世界観とクリエイティブセンスで美容界を刺激し続ける浦さんに、仕事への取り組み、創造力のヒミツ、趣味やライフスタイル等、「ON」と「OFF」について語っていただきました。
 


 

 浦さやかさんの 

ビタミンS(以下、VS):浦さんが美容師になろうと思った、きっかけを教えていただけますか。
 
浦さやか(以下、浦):大きな理由はなくて、結構ノリでなったところもある(笑)。進路を決める時に、元々ファッションや美容に興味があったので、じゃあ美容学校でも行こっかなぐらいな感じでした(笑)。(住んでいたのが)凄く田舎で、ファッション業界というのがちょっと遠い存在だったので、まだ美容師の方が現実的に考えられたんですよね。その意味で当時の私にとって、美容学校へ進むということは一番現実的でしたね。美容師がリアルに考えられたので、美容学校へ行って就職して、という感じでした。
 
VS:美容業界に入られた当時の業界の印象は?
 
浦:私が就職で東京に出てきた頃は、ちょうど美容師ブームでした。よくテレビに出ている華やかな職場に入るイメージ。憧れと、ちょっとのミーハー心もありましたね(笑)。最初に入ったところが凄く大きな有名店だったこともあって、田舎から出てきたばかりの自分にとって凄く刺激が多かった。先輩もかっこよくみえたし(笑)、凄い人たちがいる環境の中に急に飛び込んだので、本当に毎日がアッという間。とても刺激的なスタートだったと思います。
 
VS:ある意味、理想的な環境で社会人としてのスタートを切ったということですか。
 
浦:理想的というか、いい意味でも悪い意味でも理想と現実のギャップはありましたね。思ったよりも皆、「人間」だった、みたいな。皆さん、テレビとか雑誌の中の人たちだったから、入ったら意外と人間っぽい人たちばかりだったから、最初は、そこにびっくりした。カリスマみたいなイメージだったから。実は人間味があるところだということで本当にびっくりしましたね。普通に人がいっぱい集まっているところで、それが意外でした。皆、同じなんだね、と思いました(笑)。
 
VS:その当時、思い描いていた“未来の自分”のイメージは?
 
浦:今は多少ありますけど、私、結構、目の前のことだけをみながら、その時その時のことを一生懸命やってきていたら、今にいたるという感じですね。今38歳で、40がみえてきているんですが、1、2年前くらいから初めて将来のこととか少し先のことを考えるようになりましたね。それまでは、凄い先のことって、あんまり考えたことがなかった。気づいたら、今こうしてた…みたいな感じでした。
 
VS:そんな経緯を経て、現在、とても刺激的な創作活動をされている浦さんですが、ご自身が考えている“浦ブランド”というのは?
 
浦:「otope」を出す時に、自分のブランディングをより考えるようになりました。5、6年前あたりから自分のことを取材してもらう機会が増えてきて、“自分が何を考えているのか”ということを凄く考えるようになりましたね(笑)。お店全体のことを考えなくてはいけない立場になると自然に自分のことも考えるようになるし、“無意識にやってきたことを意識的にやるようになった”し、“意識的にしなきゃいけなくなった”ので、より考えるようになりました。
 
VS:何かを実現させようとか、こうしようということを意識して行動することは、あまりなかった?
 
浦:でも、自分らしさとか自分のスタイル、“自分の色”は凄く欲しかった。好きなものは昔からブレてなくて、すべてにおいて一貫性がありましたね。美容だけじゃなくて、自分のファッションとか好きなこととか、趣味とか。いろいろなことが全部同じ温度なんです。それが自分の中に元々あって、ただそれを実際に「仕事」でカタチにするとか、そういうことができたら一番いいなって思っていて、それが徐々にできるようになってきたな、という感じがします。
 
VS:浦さんの作品は、凄く個性的でエッジがきいているなと感じつつ、じっくりみていると、まとまりというか実は理論的にしっかり構築されていると思いました。まさに“浦技”。ご自身で考えられている“浦ブランド”とは? 
 
浦:感じたものを直感的に活かしているというのではなく、自分が何をしているかということは理解してながらやっています。全部感覚って言われやすいですけど、意外と技術とかにこだわっているし、技術に自信もある。そこには理論もあったりします。やっぱりデザインって、ただなんとなくやってできるものではない。若い頃から好きなものって決まっているからできるんですけど、本当に作れるようになったのは、技術に自信がついてきてから。
そう考えると、やっぱり昔の作品をみると、ブレブレだなって思うし、恥ずかしくって今は見れないぐらいです。でも、今作っているものは、自分の中の満足度が高いものが多い。 あとは、好きなものの元をたどると、やっぱりブレてないと思います。それで、まとまりがあるようにみえるのかもしれませんね。
 
VS:ブレがないということですよね。
 
浦:自分で探している最終着地点が結局、同じところにあるんですよね。凄い狭いところを探して作っている。スッゴイちっちゃい穴に針を刺すような感じ。それを探してみつけたら、できる! っていう感じで作品を作っています。でも、その穴は、そんなに多くないんですよね(笑)。だから、そこにちゃんと入らないと達成感とか満足度が得られないので、それができるまでやり続ける。
 
VS:ご自身の仕事に影響しているモノとかヒトとか何かありますか?
 
浦:仕事に直結はしていないんですけど、間接的に、やっぱり「漫画」だと思うんですよね。作るものについては、実在する風景とか自然のものとかにはあまり影響されていませんね。 自然とかは自分のリラックス感とか体調面だけしか影響されなくて。視覚的なところとか作るものに影響を与えたりとか、それがめぐってサロンワークに活かせるというのは、やっぱり漫画。読むのも描くのも好きなんですよ。好きな漫画家さんの本とか、そういうものから受けている影響はありますね。全部そこからきてるかな、っていう感じがします。
 
VS:ネットで「otope」をオープンさせる時にスタッフの皆さんと一緒に内装を塗ったりされている画像を拝見しました。開店にまつわる何か印象的なエピソードはありますか?
 
浦:ここは元々アトリエだったので、空間的にいい感じだったんです。それを美容室仕様にしたんですけど、この壁とかはそのまま活かしてて、この小屋も元々ここにあったんですよ(※)。ただ、色は今の色じゃなくて、カタチも少し変えて活かしてます。床や窓枠は全部自分たちで塗ったりしました。塗るのはメチャクチャ得意ですよ、皆(笑)。床も白なんで、定期的に塗ってますし。凄い皆、上手に塗るんですよ(笑)。
 

※「otope」の店内には何と「小屋」があるんです!

 
VS:店内は「白」基調ですが、この色を選んだのは?
 
浦:「otope」のテーマカラーが「赤」なんですよ。私自身、原色は大体好きで、スタッフも派手な子が多いから、ベースは「白」を基調に作った方がいいなと。うちはスタッフがインテリアのひとつだし、お店は奇抜でビビットなカラーとかもあったりするし、それも売りにしているので、「白」を基調にしたお店にした方が凄く映える。だから、どんどん「白」の範囲が増えました。
 
VS:カラフルなスタッフに店内が白というのは、凄く説得力を感じるし、白はとても落ち着きますね。
 
浦:それに合わせて(店内に流れる)音楽もクラシックです。クラシックって何にでも合うんですよ。すっごく奇抜な人にクラシックってマッチするし、合わないものはない。だから、ここ2年くらいクラシック流してますね。うちは奇抜なお客様が多いんですけど、案外それとマッチする。逆に、それが面白い感じに聞こえたりとかね。その一方で大人のお客前とかもいらっしゃるんで、そういう人は落ち着くとか。人に合わせた捉え方ができるんですよ、クラシックって。それが凄く面白くて、私もハマっちゃいました。スポーツやっててもクラシックって合うし。でも、全然詳しくなくて、作曲家とかも全然覚えてないんですけどね。とりあえず、ちょっと王道なのをベースにめっちゃ流してます(笑)。
 
VS:「otope」のサロン・コンセプトは?
 
浦:インスタでタイトルにしている「髪と密室」というのが最初に決めた大きなコンセプト。 “このちっちゃい空間の中で、お客さんと密に接していく”と“デザインの可能性を広げてあげる”というのは絶対的で、そういうのをサロンのコンセプトにしていますね。 “ひとりひとりに合う提案”というのは、「FLOWERS」の時からいってたんですけど、「otope」では、それ以上に、もっとデザインを楽しんでもらえるような提案をしたり、そういう技術を推していく。なかなか皆、チャレンジできないじゃないですか。でも、「otope」に来たら皆、チャレンジできる。だんだん皆、来るたびに攻めていくようになる。それは、やっていて凄く感じるし、皆、本当にそうなっていく。それは結構、理想的。いろいろ挑戦して欲しいじゃないですか。
 
VS:今、浦さんが考えられている「otope」の未来、こういうことをしていきたいというイメージはありますか?
 
浦:うちは個性的な子が揃っていますけど、意外と見た目は個性的でも中身はナチュラルだったりもする。私もキャラが強いけど、私になって欲しいとは思ってなくて、自分のキャラクターを濃く出してほしい。派手っていうことじゃなくて、好きなことを濃く出してほしい。そういうものを引き出せるようなお店にしていきたいですね。いいキャラ、濃いキャラ揃いの、決して奇抜揃いというのではなくてね。
それと、美容師には、やっぱりこだわりが強いというのは絶対に必要だと思うので、こだわり屋揃いのお店にしていきたいなと思っています。それは、私のスタイルと違っていても全然いいんです。それを伸ばせるように定期的に、2ヶ月に1回くらいは自分の好きな作品を作るようなことをやっているし、それでそれぞれが今どういうものが好きなのかなというのも確認できるし、技術的な確認もできます。そういう風にスタッフを伸ばしていけて、いろんなタイプのこだわった人たちがいるサロンにできたらいいですね。さぁ、どのキャラ選びますか? みたいな(笑)。そこに、ちゃんとこだわりがあれば、お客さんもきっと、そのこだわりについてきてくれると思う。そういう「個性」の集まりにできたらいいと思います。
 
 
 

浦さやかさんの 

VS:今一番大切にしている「こと・もの」は、ありますか?
 
浦:時間の確保! 時間をいっぱい作るっていうことを意識してて、そうすることで、できることが凄く増える。必要ないことに費やす時間を、この2年でなくしたんですよ。例えば、2年前まで喫煙者だったんですが、今は一切吸ってない。あと、毎朝6時に起きます。でも、夜は1時とか2時に寝るんですよ。睡眠時間は、そんなに長くないけど、意外と平気(笑)。毎日6時起きで家を出るまで、時間を3時間作る。その3時間でできることって、いっぱいあって、趣味の時間もそこに使ってます。 あと、化粧やスキンケアもほとんどしなくて、“肌断食”をしてるんです(笑)。そうすると肌が慣れるんですよね。結構スキンケアって時間が取られていて、女性って皆、30分くらいはやるじゃないですか。私も2年前までやってたんですけど、一切やらなくなったら朝晩合わせて1時間くらい得してる。その分の1時間を週3回ジムに行ってます。体を健康にすると、肩こりがなくなったのでマッサージに行かなくていい(笑)。あと、健康になったので、だるくならない。腰が軽くなる。それだけで時間が増えて、できることが凄く増えました。何年か前から健康で長生きをしたくなったんですよ。100歳まで生きちゃうんだったら、その時に健康がいいなと思って。食事も改善して、野菜嫌いだったけど、野菜中心の生活に変えたし。ラーメンばっかり食べてたのも全く食べてなくなった(笑)。食事も変わったので体調が凄くよくなりましたね。
 
VS:唐突ですが、浦さんが初めて意識されたオシャレとは?
 
浦:めっちゃ唐突ですねー(笑)。そんな質問、初めてされたな(笑)。影響されたことでもいいですか? 高校生の頃、シノラー(※)だったので(笑)。人生で一番影響を受けたというのは、シノラーですね(笑)。今まで他に影響されて見た目を変えるということはなかった。今は自分がいいと思うものに影響を受けてるといえますけど、一番分かりやすくて当時もそれがいいと思ってやってたんですね。
あとは、音楽でいうと学生の頃は渋谷系の音楽に凄くハマってましたね。ファッションと音楽が一緒になってて、ピチカートとかフリッパーズ、コーネリアスの頃とか。ああいう世代のああいうファッションぽい音楽とかは一回かぶれました。その頃だったかな、シノラーになっちゃったのも(笑)。
 

※90年代に人気を博した篠原ともえの個性的なキャラクターやファッションを模倣するファンの呼称

 
VS:確かにシノラーといわれると、あぁ! ってなりますね。
 
浦:なんか残像ありますよね!(笑)。でも、好きではあったけど、私のファッションのルーツではないかも。私、今日もセーラー(服)着てますけど、ずっとセーラー離れできなくて(笑)。何歳になっても定期的にセーラーがくるんです。 セーラー服とか制服って日本の服飾文化じゃないですか。私、日本ベースのものが好きなんですよ。漫画もそうだし、普段自分が描いているイラストもそうですけど、日本とか日本人というものに惹かれる。モデルも自分が惹かれるのは“ザ・日本人”的なひらべったい顔。そして、それを可愛くみせることが好き。でも、「和」というものとはまた違うんですけどね。
 
VS:店内の「白」と合い通じるものを感じます。
 
浦:そう、だから私、日の丸とかも好きなんですよ。派手なのも好きだけど、やっぱり根底はちょっと日本ぽい。でも、海外から見た日本ではなくて、日本にいる日本人がみた日本がいい。海外からみた日本って、超「和」じゃないですか。鶴とか和っぽい柄とか。ああいうのは、そんなに好きじゃなくて。別に着物とか分かりやすい和じゃなくて、昔からの日本の…うん、私が好きな日本のイメージって、昭和くらいの日本かな。セーラーとかもそうだし。
 
VS:ご自身が育ってきた昭和の日本ということですね。
 
浦:そうですね。子どもの頃は意識してなかったんですけど、いい意味でアナログな時代じゃないですか。アナログ感は欲しいですね。かといってレトロとは違う。レトロになると、ちょっと雰囲気が茶色いじゃないですか。それとは違う。ぼんやりしてるのが嫌いで、真っ白とかパキっとしてるのが好きなんですよ。そう、クリーム色よりも真っ白が好き。そんな感じです。
 
VS:好きな漫画も昭和の日本、『AKIRA』に出てくるような日本ではなく?
 
浦:『AKIRA』も好きなんですよ。そこ(店内の棚)にも置いてます(笑)。『AKIRA』は色使いとかちょっとアナログで昭和っぽいところが好き。ネオ東京の雑多な感じも凄く好きですね。 それ以外だと…松本大洋先生とタナカ カツキ先生と横山裕一先生。これが私の中の三大漫画家先生。横山先生は、ちょっとアート性が強くて異色なんですけど、あんまり意味のない、「画」を楽しむ、「時間」を楽しむみたいな感じが好きなんです。特に松本大洋先生とタナカ カツキ先生は影響をかなり受けてる。結構受けてる。相当(笑)。
 
VS:音楽については、いかがですか?
 
浦:さっき話した渋谷系は10代から20代前半くらいで、一番音楽を聴いてた頃。いろんな人の曲を凄く聞いていました。 20代後半は、そんなに“そこ”はやってなくて…でも、逆に20代後半から30代前半位は、もう少し古いところに手をつけてましたね。戸川純とかYMOとか。「otope」がオープンする頃までは、ちょっと変な曲を探したり、聴いたりするのが凄い好きだったんですよ。一番ひねくれてたんですね、多分(笑)。皆が知らないようなアーティストを見つけて、お店で流したりとかもしてたし。昔、凄く好きだった曲を聴いてたりもしてたけど、いかに不思議な曲を探して聴くか、みたいなところがありましたね(笑)。で、今は、完全にクラシックしか聴かない。
 
VS:テレビや映画は、ご覧になりますか?
 
浦:大河(ドラマ)はいつも見てます。大河ドラマだけは、ずっと一話も逃さず録画して観てます。昔から好きなんですよ。あれ、面白いし、深いじゃないですか。でも、時代劇が好きというわけじゃない。大河は凄く掘り下げてて、そこが好きなんだと思う。それと私、チョンマゲが好きなんです。なんか、戦国時代の人ってカッコイイんですよね。精神的なものも好きなんですけど、あのチョンマゲがねぇ、好きなんです。それと、足首がカッコイイ、好き!! (笑)。
 
VS:今、一番面白いと感じている、「こと」とか「もの」は?
 
浦:「こと」しかないですね。今は、なるだけ趣味を少なくしようと思ってます。私、すぐにハマっちゃうから。で、面白い「こと」は、手を動かすことが大好きなので、絵と漫画を描くこと。それと、最近は、ちよっと時間がなくてやめてるんですけど、美容師用のエプロン作り。ちょっと前まで、それに凄いハマってました。スタッフや自分用に作ってインスタにあげたら、作ってくれって頼まれて。やっぱ、なんか褒められると嬉しくて(笑)。それで作ってみたら…どうしょう~、いっぱい作んなきゃ~ってなって。時間もないし、結構プレッシャーにもなって、今はすべてストップしています。皆さん、いっぱい褒めてくださって、凄く嬉しいんですけどね。 だから、今一番面白い「こと」は、描くこと。美容師って、人とかモデル、お客さんがいて成立する楽しさですけど、絵は全部自由。特に漫画って、自分一人で映画を一本作る位のことができるから、それが凄い。
 

 
VS:浦さんにとって、“描くこと”とは?
 
浦:美容師だけでは表現に限界があって、漫画はそれ以上に自己表現を発散する場として使っている気がします。私の中では、美容師も漫画を描くことも全部一緒。そこだけでは満足できない表現の場ということなんだと思います。だから、集中できるんです。  私にとって「ものづくり」は、私の基本、ベースだと思います。それがないと、私は本当になんでもない人なんですよ。それがなくなったら、なんでもない、私(笑)。
 
VS:今後、プライベートで実現していきたいことはありますか?
 
浦:私は今まで全く無計画で生きてきたんですけど、最近、意外と計画的になりました。二十歳から仕事とか人生に対しての自意識が出てきて、二十歳から20年きざみで計算すると次は40歳。20年刻みで一個ずつ“何かのプロ”になるっていう目標を立ててます。 20歳で美容師! あ、40で美容師辞めるっていうわけじゃないですよ(笑)。で、40から60までで、また何か一個。で、また60から80までで、また何か一個、80から100までにまた何か一個成し遂げたいです。というのが目標。 40から60の間に20年もあるので、なんか思うことも多分あるし、なんかやってることで感じることもあるから、そこでまた新しい何かが芽生える。そうしたら、また何かあるじゃないですか。人生まだめちゃめちゃ前半だから楽しいなって思う。だから、最近は体力づくりをしてます! 健康じゃなきゃ何もできないですよね。だから、100歳の時に歩ける状態にしておきたい。元気に立って歩ける100歳だといいなと思ってます。そうしたら、120歳まで生きちゃうんですかね(笑)。
 
VS:ですよね。
 
浦:いけそうですね。そうして、人生やりきってコテって逝けるのは、いいですよね(笑)。80あたりでコテっていくのは、まだ心残りがあるし(笑)。なので、100はまだ元気で、もうちょっとやりきったところでコテっていう方が、なんか痛みとかなさそうじゃないですか。私、苦しいとか痛いの嫌いなんで(笑)。まだまだ先がありますから、いろんなことに挑戦していきたいと思ってます。
     
【Profile】
浦 さやか
1979年、長崎県生まれ。都内のヘアサロン勤務を経て、2005年、自身も設立に携わった表参道「FLOWERS」(フラワーズ)でディレクターとして活躍。2015年、「FLOWERS」の新ブランドサロン「otope」(オトペ)の代表に就任。サロンワークの傍ら、独自の感性を活かした“浦技”ともいえる斬新なデザインで雑誌撮影や全国各地でのセミナー、ヘアショー、商品開発等、さまざまな分野で活躍中。
otope
企業所在地:東京都港区北青山3-8-3 青山レジデンス201号室
TEL:03-6712-6046
営業時間:11:00~20:00(土/ 10:00~20:00、日・祝/ 10:00~19:00)
定休日:毎週月曜日(祝日の場合は火曜日に振替)
オフィシャルサイト:http://otope-930.com/


奇抜で斬新な作風で知られる浦さやかさんですが、それはご自身の創造力と高度な技術あっての賜物。作品を拝見しているうちに、斬新さばかりではない“まとまり”のようなものが感じられたのも、それが理由なのかもしれません。 POPで明るい作風を彷彿とさせる“ハッピー&ポジティブ”なお人柄、未来をしっかりと見据えたライフスタイルなど、その作品世界と同様、とても個性的かつ魅力的な方でした。

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