美容師の平均年間休日は？意外と知らない美容師の「休み事情」を解説｜美容師/美容室の求人・転職専門サイト【ビューティーキャリア】

2021/03/16

美容師の平均年間休日は？意外と知らない美容師の「休み事情」を解説

「朝から晩まで働き詰めで忙しそう」
「ちゃんと休めなさそうだし、特に土日が忙しそう」

美容師は忙しいというイメージを持つ方も多く、実際に上記のようなことを考えたことがある方もいるでしょう。では、実際美容師の休日事情はどのようになっているのでしょうか。

今回は、美容師の平均的な年間休日や、意外と知られていない美容師の休み事情を解説します。

1.　美容師の平均年間休日

美容師は、基本的に週1～2日が休日で、月換算にすると6～7日となります。

単純に年単位で休日を換算した場合は約80日と少ないようにも思えますが、定められた週の休日以外にも年末年始休暇やお盆休暇などの大型連休を含めると、100日程度が平均年間休日と言えるでしょう。

それでも他の業種に比べると、美容師の平均年間休日はやや少ない傾向です。
しかし、労働基準法では最低年間休日を105日と定めており、この日数より少なく、かつ1日8時間以上の勤務をさせられていると、「違法労働」として労働基準監督署に相談することができます。

1-1.　有給休暇は取りやすい？

美容師の有給休暇の取りやすさは、サロンによって大きく異なります。

サービス業のため仕方のない部分はあれど、スタッフの人数が充実していないサロンの場合は、年間休日数が少なくなる可能性がより高いと言っても過言ではありません。反対に、スタッフの人数が充実しているようなサロンは、有給休暇が取りやすい傾向にあります。

しかし、近年労働基準法が改正されたことにより、有給休暇の取得が義務化されました。そのため、美容師に限らず、どの業界においても有給休暇は取りやすくなったと言えるでしょう。

2.　意外と知らない！美容師の休日事情

次に、意外と知られていない美容師の休み事情を紹介します。

これから美容師になりたいと考えている方や、「自分が今働いているサロンは、他のサロンと比べて休みがないのではないか？」と疑問に考えている方は、ぜひ参考にしてください。

2-1.　基本は月曜が定休日（地域によっては火曜日）

ご存知の方も多いと思いますが、美容室は基本的に月曜が定休日となります。しかし、関東など一部の地域によっては、火曜日が定休日となることもあります。

また、最近では月曜日も営業する美容室も増えました。月曜日を営業日にすることで、「月曜日に美容室に行きたいのに、どこも定休日」というお客さんを取り込むことが可能です。

オープンしたての美容室であれば、最初にがっつりお客さんを増やすために、オープンから数ヶ月間など期間限定で月曜日を営業日にすることもあります。

2-2.　最近は土日祝に休みを取れるサロンも多い

美容師はサービス業となるため、土日祝日は休みにくい傾向にあります。しかし最近では、土日祝に休みを取ることができるサロンも増えています。

土日祝に休みを取れれば、友人と休日が被って遊びに行きやすくなりますが、土日祝のうちで連休を取ることは難しいため、宿泊旅行などはできません。

2-3.　アシスタントは休日もサロンワークを行うことがある

美容師は完全週休二日制のところも多く、意外と休めると感じた方もいるでしょう。しかし、アシスタントは休日にサロンワークやレッスンを受けることがあります。

そのため、アシスタントのうちは休日という休日が少なく、大変に感じることもあるでしょう。

とは言え、サロンワークでスキルを積むことは、今後スタイリストとして活躍するのに欠かせません。休みを取りながら、常連さんによる指名料を得るためにも、サロンワークはしっかり取り組みましょう。

まとめ

美容師の平均年間休日数は、100～105日と、他業種に比べてやや低いことが特徴です。しかし、あらゆる業界における労働環境の改正が求められる最近は「完全週休二日制」や「月曜日+隔週土日祝いずれかの週休2日」というサロンも増えており、無理なく働けます。

美容師は立ち仕事でもあるため、定期的に体を休めなければなりません。休みを確保して、プライベートも充実させたいという方は、上記に挙げたような休日制度を重視して、美容師求人を探しましょう。

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