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ビューティーキャリアTOP > 特集 > 美容師の本音  > 【SPECIAL TALK@三重 全国区に上り詰めたローカルの実力者たち】第1回

美容師の本音

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2012.06.14 Update

美容師を目指したきっかけ
美容師になって感じたコト

司会)

今や全国区のスタイリストに上り詰めた皆さんですが、そもそも美容師になろうと思ったきっかけを教えてください。

河村)

ウチは母親が美容師だったんですが、なぜか父親が「将来は美容師を目指せ」と僕にすすめてきまして(笑)。でも、僕はなるつもりがなかったんですよ。ところが、たまたま名古屋のサロンを通りがかった時、「美容師ってカッコイイ」とショックを受けたんです。名古屋という都会の中で見たサロンと美容師は、僕の目に輝いて映ったんですね。それがきっかけです。

村山)

僕は父親が美容用品のディーラーをやっていまして、「これから男性美容師が必要となる時代が来る」と言われていたんです。しかし、僕はやりたい仕事として向き合えてなかった。でもほかに興味が持てる何かがあるわけでもない。そんな風にぼんやり過ごしてしたタイミングで父親の知人の美容師が家にやってきたんです。そこで、彼の姿を見て「美容師ってカッコいい」と思ったんですよ。それで高校2年生のときに通信教育で美容師免許を取りました。で、通信教育と高校を卒業したら、今で言うインターンシップのような形で美容師のキャリアが始まったかな。

司会)

ふたりから「美容師ってカッコいい」という同じセリフが飛び出しましたね(笑)。松木さんはいかがですか?

松木)

僕の家も河村さんや村山さんと同じように、美容関係というか、床屋をやっていましてね。街の小さな床屋さんを。僕としては、将来この床屋を継ぐか、美容業界に進むんだろうとすでに悟ってた感じです。宿命めいた何かを見い出していたかもしれません(笑)。

宮田)

僕は3人のように美容のルーツがある環境で育ってきたわけではないので、動機が全然違います。実は僕、もともと服飾デザイナーになりたかったんですよ。

河村)

それは意外ですね!

宮田)

でも、自分には無理だと諦めてしまって。それなのに、進学したい気持ちもなくて。とにかく進路に悩んでいた時期だったわけですが、たまたま知人が「美容師になる」と言っていたので、僕もそれに続け的な勢いで目指しました。今考えると、ライトなノリですね。

司会)

皆さんそれぞれ「美容師になりたい!」という明確な目標意識があったわけではないというのは意外でした。

村山)

いざ美容師になってみると、僕、接客が苦手だったことに気が付くわけですよ(笑)。

松木)

けっこう致命的じゃないですか!

村山)

最初はカットができないから、せめて会話でお客さんの気分を盛り上げようとするんですが、コレがね、できないんです(笑)。

一同)

村山)

だから、ドライバーになろうと思って、面接まで受けましたよ。

河村)

えー!また何で?

村山)

ドライバーって、運転席にひとりで座って自分の空間の中で仕事ができると思ったからなんです。

宮田)

でも、皆さん一応、美容業界に携わる親元で育ったから、少しは免疫がありましたよね?僕はまったくなくて、業界のイメージらしいイメージも持たずに入ったんですよ。だから、最初に仕事をしていても「こんなもんかな」って肩すかし食らった感じですね。

河村)

僕は、美容師になってからしばらくトントン拍子でいろんなことが進んだんですよ。でもそこにいまひとつ自分の意思というものが介在されてなくて、「これでいいのかな」とある日から疑問を持ち始めました。悶々とした気持ちをずっと抱えていたわけですが、せめて5年はがんばろうと意地になってましたね。で、がんばった結果、26歳で今の店を出せました。でも、出店してからも、「このままでいいのか」と悩みは尽きません。手を動かす仕事だけど、実は頭もめいっぱい使う仕事なんですよね。

宮田)

今、僕は肩すかしを食らった感じと話しましたが、長い期間そういう状態だったんですよ。でも、あるお客さんのカットを担当した時、後日その方からお褒めの電話をいただいて。それが涙が出るほどうれしかったんです。人からこんなにも感謝される仕事だったんだと、痛感しました。こう気付くまでに時間かかりましたけど(笑)。

村山)

辞めたいって思っていた僕も、宮田さんのように、ターニングポイントに遭遇してから変わりましたよ。「お前も出ろ」と言われるがままに出たヘアコンテストで優勝しちゃったんです。そしたら、心境の変化が訪れて。他の仕事の面接を受けていた僕が、練習、練習、また練習でしたよ。

松木)

美容師って、最初から「おもしろい!」と感じる部分は少なくて、やり込むとどんどん楽しくなっていく仕事ですよ。噛むほどに味が出るスルメみたいな(笑)。最初は練習もしなくちゃいけないし、お客さんの髪を切るまでに何年もかかる。いわゆる下積みという時間がある。そこをどう乗り越えるかですね。

宮田)

そうですね。河村さんみたいに意地になってもがんばろうという意思が道を切り開くのか、それとも村山さんや僕のケースのように、ある出来事が起爆剤となって道が開かれるのか…

村山)

いずれにしても将来が楽しくなる可能性が秘められた世界であることは間違いないと思いますね。

メンバー紹介! 【50音順】

  • メンバー写真

    own(三重県/伊勢市)

    【代表】
    村山幸久

    JHA 2010 グランプリ
    JHA 2011 ファイナリスト&エリアスタイリストオブザイヤー
    ほか

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