エステティシャンに役立つ資格とは？｜美容師/美容室の求人・転職専門サイト【ビューティーキャリア】

2017/05/10

エステティシャンに役立つ資格とは？

昨今人気の高まっている職種のひとつが、エステティシャンです。ビューティーキャリアの中にも多くの求人情報が掲載されています。エステティシャンになるために、資格保持は義務付けられてはいませんが、持っているとお客様への信頼を得やすいなど、勤務するにあたり便利な資格も存在します。今回はそんな持っていると役に立つ資格をご紹介していきます。

どんな資格があるの？

1. CIDESCO（シデスコ）代表的な協会のひとつにCIDESCO（シデスコ）があります。こちらは、世界的に認められた国際団体です。世界では実に30カ国以上の国が加盟しており、日本は1972年に加盟した比較的歴史のある団体です。日本で行われる試験では本場スイスのチューリッヒから試験官が来日し、厳しくチェックします。
習得方法は認定校において1200時間以上の受講後試験に合格するというもの。
更にディプロマを取得するため、合格後2年以内に600時間の実務経験をします。または実務経験が3年以上あり、かつ試験に合格するとディプロマが取得できます。国際ライセンスでもあるので、今後海外でエステティシャンとして働きたいという方にはピッタリの資格です。

2.日本エステティック協会名前の通り、日本発祥の協会です。1972年に発足したこちらの協会では、全国に10万人以上の会員を有します。
・認定エステティシャン
・認定上級エステティシャン
・認定トータルエステティックアドバイザー
という上記3ステップの他に衛生管理者資格や更にはボディとフェイシャルそれぞれに特化した資格があるなど、細かく分かれており技術を追求していくことが可能です。
この協会は以前、CIDESCO（シデスコ）の日本支部として活動していたこともあるため、CIDESCO（シデスコ）インターナショナルエステティシャンの有資格者は、日本エステティック協会の認定上級エステティシャンの資格が付与されます。

3. 日本エステティック業協会試験はこちらも3段階に分かれており、それぞれ年に2回実施されます。3段階あるので受験者のステップアップにも一役買っています。最上資格であるAEA認定インターナショナルエステティシャンと呼ばれるものは、取得し一定の条件を満たせば講師にもなれる資格が取得できるので、ゆくゆくは人材育成に携わりたいという方にはピッタリの資格だと言えます。

現在においてエステティシャンの活動の幅はどんどん広がりを見せています。ボディやフェイシャルはもちろん、脱毛やブライダル、痩身やメンズエステ、勤務地も海外を視野に入れたりなど、その選択肢は多岐にわたります。自分の極めたい技術がどういったものなのか、どのような将来像を描くのかを、目標設定時に認識することでどの資格を取得したら良いのかも変わってきます。今回ご紹介した資格はほんの一部です。ぜひ自分に合った資格を取得し、転職活動を効率的にすすめてみてはいかがでしょうか。