ヘアオイルにはどんな効果がある？選び方と正しい使い方｜美容師/美容室の求人・転職専門サイト【ビューティーキャリア】

2021/02/23

ヘアオイルにはどんな効果がある？選び方と正しい使い方

季節ごとに変わる髪の状態。日本には四季があるため、季節や気候によって気づかないうちに、髪の状態が大きく変わっていることがあります。だんだん温かい日が増えてきて、冬から春へと変わろうとしている今、衣替えを行うように、ヘアケアも見直すことが大切。今回は、冬の乾燥からくるダメージにおすすめのヘアオイルを深く掘り下げていきます。お客様の悩みをいつでも解消できるように、ぜひチェックして。

そもそもヘアオイルとは？

ヘアオイルとは、髪の毛に使用するためのオイルのこと。ヘアオイルを使うことで、髪の毛に必要な水分と油分のバランスを整える効果が期待できます。ヘアオイルは、ハーブなど、植物から成分を抽出して作られる植物性ヘアオイル、石油を主な原料とした鉱物性ヘアオイル、動物を原料に採取される動物性ヘアオイルの3つに大きく分類され、良く知られているツバキオイルやオリーブオイルは、食用油としても用いられています。

自分に合ったヘアオイルの選び方

ヘアオイルは、大きく3種類に分類されますが、その中で自分に合ったヘアオイルを見つけるには、どうしたら良いのでしょうか。3種類のオイルの特徴と効果をまとめてみました。

植物性ヘアオイル
天然由来のある成分で作られているため、敏感肌の人や人工香料が苦手な人でも、比較的使いやすいオイルだと言われています。内部補修や髪質を高めるのに効果が期待しやすく、髪が傷んでいるときや、髪質が弱いときなどに最適なオイルです。

鉱物性ヘアオイル
医療分野ではワセリンにも用いられており、オイルとしての純度が高いため、髪にしっかりと残ってツヤ出ししやすいです。その他にも、保護効果を高めることに優れているため、髪の毛のダメージケアや外的な刺激から髪を保護したいときに使うと、より良い効果を得られます。

動物性ヘアオイル
馬の皮下脂肪から作られる馬油などが良く知られていますが、仕上がりとしてはやや重く、揮発しにくいです。ただ、動物から採取され、人間の皮脂などにも近い性質を持っているため、馴染みやすく、高い保湿効果に特徴があります。髪にハリやコシを出したいときにも重宝するオイルです。

ヘアオイルを正しく使う4ステップ

大前提として、使用適量を守ること、使用前にしっかりと髪をとかしておくことなどがあります。使用量は目安ですが、女性のショート～ボブで1～2滴。ミディアムなら2～3滴、ロングヘアで3～4滴を意識して。適量を手のひらに馴染ませながら、重要な4つのステップを守ることで、オイルがしっかりと髪に浸透し美髪へと導いてくれます。

【1】しっかりとタオルドライをする
髪の毛が濡れているとオイルが付きにくいため、まずはしっかりと水分を拭き取ることが大切です。
【2】毛先から馴染ませていく
髪の毛のパサつきや傷みが出やすいのは内側の襟足部分と毛先です。そのため、傷みの目立つ部分から馴染ませていきます。そうすることで傷んだ部分にオイルが行き渡り、まとまりのある髪にしてくれます。
【3】粗めのコームでとかす
毛が一カ所にまとまっていないと、乾く時間が遅くなり、仕上がりもパサパサになってしまいます。ドライヤーで乾かす前に、目の粗いコームで中間～毛先の毛の流れを整えておきましょう。
【4】ドライヤーでしっかりと乾かす
内側の根元からゆっくりと乾かしていくのがポイント。トップは、分け目を変えて根元から近すぎない距離で風をあてていきます。その後、前髪と表面の髪を乾かしていくことで、サラツヤ髪が出来上がります。

美容師おすすめヘアオイル3選

ダヴィネスオーセンティックオイル
植物オイルベースで、フェイスやボディにも使える肌に優しい成分でできています。アロマブレンドのやさしい香りが心地よいと美容師を中心に大人気。1滴で驚くほど伸びるのでモチが良く、その上ベタつかないため、流行りのウェットヘアスタイルが簡単にできると好評です。

THREE スキャルプ&ヘアリファイニングトリートメントオイルR
美容効果が高く、酸化しにくいオーガニック植物オイルだけを選び、多種配合したアウトバス使用のトリートメントヘアオイル。紫外線や乾燥、塩素水など外界の刺激から守り、髪の色褪せも防いでくれます。センスの良い香りでポーチに入る小さめサイズも◎。

ウカヘアオイルレイニーウォーク
アサイーオイル、モリンガオイル配合で、髪の主成分であるアミノ酸、ビタミン等の栄養素を豊富に含み、髪のダメージをケアしてくれます。なんといってもレモンやユーカリ、ミントの爽やかな良い香りが特徴。普通～硬い髪、量が多めの髪にもおすすめのオイルです。

まとめ

ヘアオイルは髪質や効果、香りなど、それぞれ特徴が異なります。そのため、お客様の髪の状態に合わせてうまく使い分けていただくのがベスト。オイルに含まれる成分や香りなどの知識を高め、しっかりとヒアリングをしながら、お客様の髪に最適なヘアオイルを選んで、紹介していきましょう。

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