美容師に聞いた！カラー＆パーマQ&A｜美容師/美容室の求人・転職専門サイト【ビューティーキャリア】

2016/02/05

美容師に聞いた！カラー＆パーマQ&A

いまやカラーやパーマが当たり前のようになっていますが、基本的なことは知っているようで知らないことも多いですよね。「市販のカラー剤と美容室のカラー剤ってどう違う？」「パーマを長持ちさせるには？」など、カラーやパーマにまつわるギモンを髪のプロ・美容師に聞いてきました！ぜひ参考にしてみてください。

【Q】市販のカラー剤と美容室のカラー剤、違いはあるのですか？【A】
はい、あります。
市販のカラー剤は誰が使用してもしっかりと髪を染められるように作られているので、強い薬剤が使用されています。しかも一般の方は塗り方や、放置する時間、部屋の温度などもすべて自己流なので、髪に必要以上のダメージを与えてしまいやすくなります。一方で、美容室でカラーをする場合は、効果の弱いものから強いものまで薬剤を揃えています。希望のカラーにするのはもちろんのこと、髪の状態に適した薬剤をセレクトするので髪への負担を最小限にすることができるのです。キレイな髪を維持するために、必ず美容室でのカラーをおすすめします！

【Q】それでも市販のカラー剤で染めたい！きれいに染めるコツを教えて下さい！【A】
基本的に見本の色よりも暗く仕上がることが多いです。
メーカーによって違いはありますが、希望の色よりもう一段明るい色をセレクトすれば失敗が少なくなることもあります。また、薬剤を髪に塗る時に根元付近につけすぎないこと。薬剤が溜まっている部分は明るくなりやすいので、色ムラの原因になってしまいます。

【Q】カラーとパーマは同時にしても良いのでしょうか？【A】
できれば同時に施術するのは、避けて欲しいというのが本音です。
パーマもカラーもアルカリ性の薬剤を使用します。アルカリ成分で髪のキューティクルを広げ、薬剤を髪に浸透させていくんです。そのため同時に施術を行うと、キューティクルが修復する間がないので不可をかけすぎてしまい、髪の内部を必要以上に傷めてしまいます。できれば、1週間以上の間隔を空けてください。そして、施術する順番は「パーマ → 1週間 → カラー」と覚えてください。カラーから先にしてしまうと、パーマの薬剤でせっかくの色味が変わってしまうことがあります。

【Q】せっかくパーマをかけても、すぐとれてしまいます。どうしたら長持ちしますか？【A】
数日、数週間でとれてしまった場合は、すぐ美容室に相談してください。大抵の美容室なら巻き直しをしてくれると思います。　パーマを長く持たせるコツは、美容室のカウンセリング時にあなたの日頃のスタイリング方法を伝えることが大切。朝シャンプーするのかしないのか。シャンプーするなら、乾かしてワックス付ける位のパーマに、しないならムースでスタイリングしてOKになるパーマの度合にしようとか。なりたいスタイルをどんな薬剤で仕上げるかは美容師の腕の見せどころです。

【Q】パーマをかけた日は、シャンプーをしてはいけませんか？【A】
パーマは液が空気酸化することで固定されます。その酸化をサロンで90％、残りの10％をご帰宅された後の時間で完結するように設定しているのです。そのため、夜にパーマを掛けて時間を置かずに洗い流すと、固定される前なので効果が落ちてしまうんですよ。午前に施術した場合は夜にシャンプーしても大丈夫ですが、午後に施術した場合は時間を置いたほうがパーマを長持ちさせるポイントです。

施術はプロにおまかせしたうえで自己ケアもしっかりおこない、お気に入りのスタイルを長持ちさせたいですね！

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