美容師の現役寿命は40代？40代美容師の働き方を紹介｜美容師/美容室の求人・転職専門サイト【ビューティーキャリア】

2021/10/28

美容師の現役寿命は40代？40代美容師の働き方を紹介

美容師は、お客様に快適な空間を提供しながら理想の髪型に近づけることを仕事としています。
おしゃれな雰囲気から人気の高い職業ですが、流行を常に追わねばならないこともあり、美容師の現役寿命は40代までと言われることが多いのですが、本当なのでしょうか。
そこで本記事では、40代美容師のキャリアを紹介していきます。
20代、30代で将来に不安を感じている現役美容師の方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.　40代美容師の働き方・キャリア

40代美容師の多くは、管理職として働いています。
美容師の管理職は、カットと管理業務を並行して行う「プレイングマネージャー」と、管理業務のみ行う「専任マネージャー」の2通りに分類できます。
どちらも技術が認められたうえで就ける役職であるため、長年技術を磨き続けた美容師の多くが、管理職として働けるのです。

また、技術を活かし美容室を独立開業やフリーランス美容師として働く40代美容師も一定数います。
美容室での管理職とは違い、自身で働き方を自由に決めることができるので働けば働くほど収入が増えるため、管理職より収入が高くなる可能性も。ただ、収入が安定しないデメリットがある点に注意しましょう。

このように、40代美容師には様々な働き方やキャリアアップがあります。

1-1.　普通のスタイリストとして活躍している40代美容師は？

40代美容師の大部分が何かしらの役職についていますが、中には普通のスタイリストとして働いている美容師もいます。
ショッピングセンターなどにある中高年が多く利用するファミリー美容室やカット専門店など、年の近いお客様が多かったり、また、勤務している美容師も同様に、40代前後であることが多いなど、若い世代に気を使わず気楽に仕事ができる職場を選びスタイリストとして働くという選択肢もあります。

1-2.　40代美容師の平均年収

厚生労働省が発表しているデータによると、美容師を含むサービス業の平均年収は40代前半が333万3,000円、40代後半が356万7,000円となっています。
20代前半の平均年収が203万4,000円となっていることから、40代美容師の年収の高さがうかがえます。
（参考：令和２年賃金構造基本統計調査｜厚生労働省）

40代美容師の大部分は役職についているため、やはり平均年収は上がります。
インフルエンサー美容師やカリスマ美容師として働くことができれば、平均年収は更に大きく超えられるでしょう。

2.　美容師の現役寿命は40代前後？

美容師の現役寿命は40代と言われています。実際に、「40代定年説」という言葉まであります。
そう言われているのは、やはり美容師のハードワークがきつくなることが理由でしょう。

他にも、若い世代と一緒に働くことに精神的な疲れがあったり、結婚したりなど、様々な原因が考えられます。

厚生労働省の調査を見ると、雇用者の約8割が40代前となっています。男性スタッフに限っては、約9割が40代前です。（参考：美容業結果の概要｜厚生労働省）

とはいえ、美容師として働くための年齢制限はありません。そのため、何歳まで働けるかは、自分の体力とやる気の問題と言えるでしょう。

2-1.　40代からの美容師免許は難しい？

美容師に憧れを抱いて、40代から美容師を目指す人も中にはいるでしょう。

40代からの美容師免許は難しくないものの、そこから美容師として働くのは難しいです。
年齢という壁を超えて就職活動を行ったり、ハードワークに慣れたりする必要があるためです。
美容師免許をとれば美容師として働けるわけではありません。

一人前になるまでの3年～5年かかることを理解したうえで、40代からの美容師免許を取得するかどうか考えてみましょう。

まとめ

今回は、40代美容師のキャリアや何歳まで働けるのかについて紹介しました。

40代美容師の大半は、管理職に就いて様々な美容室を管理する仕事もしています。

他には、独立開業して美容室オーナーになったり、フリーランス美容師になって、自由な時間、好きな場所で働いたりなど、技術を武器に40代美容師には様々なキャリアが用意されています。

本記事を参考にして、自分が40代美容師になったとき働き方を考えてみてください。

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