美容師はネイルしても大丈夫？ネイルするときの注意点｜美容師/美容室の求人・転職専門サイト【ビューティーキャリア】

2021/09/26

美容師はネイルしても大丈夫？ネイルするときの注意点

おしゃれや流行に敏感な美容師であれば、服装だけでなくネイルまでこだわりたいはずです。

しかし、美容師はお客様の髪の毛を扱う仕事。ネイルをしていいのか不安に感じるでしょう。

結論としては、美容師はネイルをしても問題はありませんが、いくつか注意しなければならないことがあります。

本記事では、美容師がしてはいけないネイルやおすすめのネイルを紹介していきます。

1.　美容師はネイルを禁止されていない

美容師は、ネイルをつけるのを禁止されていません。

そのため、多くの美容師が自己表現やおしゃれのためにネイルをつけています。
とはいえ、ネイルをつけることでお客様に怪我をさせてしまったり不信感を与えたりする可能性も少なからずあります。

美容室側がネイルするのを義務化していない限り、美容師はネイルを塗らない方が得策でしょう。

1-1.　ネイルサロンの宣伝として活用されている

美容師がネイルをしているのは、自己表現やおしゃれのためだけでなく、併設しているネイルサロンを宣伝する目的を兼ね備えている場合もあります。

お客様が美容師のネイルを見て気に入れば、そのままネイルサロンへの集客につながりますし、ネイルに興味を持ってもらえる可能性も期待できます。

要するに、自分自身が広告となってネイルを紹介するのです。

2.　美容師がしてはいけないネイル

美容師がしてはいけないネイルは、主に以下の4つです。

● 爪先が長い・尖っているネイル
● 剝がれやすいネイル
● 色やデザインが派手なネイル

では、順に見ていきましょう。

2-1.　爪先が長い・尖っているネイル

爪先が長かったり尖っていたりするネイルは、お客様の髪をシャンプーするときに頭皮を傷つけてしまいます。

また、カッティングするときにお客様の髪に引っかかって、痛い思いをさせてしまう原因にもなります。

お客様にリラックスしてもうら空間で逆に傷つけてしまうのは、美容師失格です。

美容師の国家試験では、爪の長さは1ミリ以下にしなければ減点対象となっているため、基本的にはこの長さを基準に爪を整えましょう。

深爪で痛い場合は、最低でも指より出ない程度の長さに整えて下さい。

2-2.　剝がれやすいネイル

ネイルが剝がれやすいと、お客様の髪をシャンプーしているときにネイルと爪の間に髪がひっかかるなど、迷惑をかける原因となります。

美容師がネイルをする場合は、密着して剝がれにくいジェルタイプのネイルを使いましょう。

特におすすめなのは、パラジェル。自爪を削らなくて済みますし、ネイルの持ちも3～4週間と長いです。

2-3.　色やデザインが派手なネイル

紫や赤といった強調したような色のネイルやデザインが派手なネイルは、お客様の目にチラチラうつって不快感を与えてしまう可能性があります。

また、デザインによっては作業の邪魔になることも。

ナチュラルデザインで色も2色ほどに抑えつつ、落ち着いた色合いのネイルをつけましょう。

3.　美容師にはこんなネイルがおすすめ！

美容師がつけるネイルは、基本的にシンプルなものがおすすめです。

アクセントとして一本のラインを入れたり小さめのストーンを使ったりすると、こなれた感じも出ます。
よりおしゃれかつ作業の邪魔にならない、美容師にピッタリのネイルと言えるでしょう。

また、自分の服に合わせた色のネイルや季節を感じられるようなネイルなど、美容師ができるおしゃれなネイルはたくさんあります。

まとめ

今回は、「美容師はネイルを禁止されているか」や美容師がしてはいけないネイルなどについて紹介しました。

美容師がネイルをしても問題ありませんが、お客様にことを考えるとネイルをしない方が良いでしょう。

どうしてもネイルをしたい場合は、お客様に不快感を与えない色やデザインを第一に考え、自分に合ったネイルをつけてみましょう。

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