美容師の必見！必要な売上額は？月間平均売上を上げるポイントを解説｜美容師/美容室の求人・転職専門サイト【ビューティーキャリア】

2021/12/26

美容師の必見！必要な売上額は？月間平均売上を上げるポイントを解説

長年働いている美容師の中には、独立して個人経営をしている人がたくさんいます。
自分も独立を検討しているものの、「美容室、美容師の売上金額はいくら必要なのか」という部分が気になるのではないでしょうか。

本記事では、売上額を上げるポイントなどを紹介しています。
独立した美容師の売上金額がいくら必要なのかを知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

1.　美容師の売上額は？

美容師に必要な売上額は、人によって変わります。最終的な収入は『売上金額－支出』で計算でき、支出額によって収入が上下するためです。
例えば、自分の美容室を持つ場合は家賃や設備の維持費などがかかります。一方で業務委託型の場合は支出が減り、売上額が少なくなります。

そこで1つの指針として参考になるものが、全国の月間平均売上です。
「全国の月間平均売上を超えれば安心できる」というわけではありませんが、売り上げ目標として設定でき、モチベーションの維持にもつながります。
美容師の全国月間平均売上は、正確に判明していません。
ただ、厚生労働省健康局生活衛生課の調査内容を計算すると、約49万円だと計算できます。まずは、売上額が49万円を超えるように目指してみましょう。（参考：美容業　結果の概要｜厚生労働省）

2.　美容室の売上を上げるポイント

美容室の売上を上げるにはお客様を増やすことは第一ですが、他にも方法があります。
具体的なポイントは、主に以下の3つです。

● 顧客単価を伸ばす
● リピート客を増やす
● 稼働人数を増やす

では、順に見ていきましょう。

2-1.　顧客単価を伸ばす

顧客単価とは、1人あたりの購入金額のことです。
顧客単価を伸ばせば、その分売上額も増えます。顧客単価を伸ばす方法はたくさんありますが、一番早い方法は施術単価を上げることでしょう。
例えば、カット料金を3000円から4000円に上げれば、同じ労働時間で売上金額を伸ばせます。
ただし、技術が足りていなかったり集客数が少なかったりすると、顧客が少なくなり逆効果となる可能性があります。

他には施術と一緒にシャンプーやブラシなどの商品購入を促すことで、顧客単価を伸ばせます。また、購入を促した商品を気に入ってもらえれば、顧客満足度を高まりリピート客になりやすいメリットも。
お客様とコミュニケーションをとっているときに、さりげなくおすすめすると、成功しやすいです。

2-2.　リピート客を増やす

リピート客が増えると、新規顧客の集客をおこなったり施策を練ったりする時間がなくなり、その分、多くのお客様を施術できるようになります。
リピート客を増やすには、顧客満足度を高めて「この美容師に切ってほしい」と思ってもらえるようにすることが大切です。
例えば、お客様に合った髪型を提案する、次回の施術料金が安くなるクーポンを配布するなどが挙げられます。
リピート客が増えてきたタイミングで、次は適度なコミュニケーションをとったり、キャンペーンを実施したりして、リピート客が他の美容室に流れていかないようにしましょう。
SNSを駆使してリピート客から新規顧客の獲得を狙うことも、売上を伸ばすポイントです。

2-3.　稼働人数を増やす

1人では回せないほどお客様が増えたときは、稼働人数を増やすことも1つの手段です。
稼働人数が増えれば、その分対応できるお客様の数も増やせて、売上アップに貢献できます。
アシスタントを雇えば、施術に集中できて作業効率も上がります。アルバイトやパートを雇ったり、フリーランス美容師と業務提携したりして、稼働人数を増やしましょう。

ただし、新しく美容師を雇った場合、給与支出が増えますので、採用人数には細心の注意を払いましょう。

まとめ

今回は、美容室が売上額を上げるポイントなどについて紹介しました。
美容室の売上額は、支出額によって変わります。支出額がどのくらいになるのかを計算してみてください。
そして、売上を上げるポイントを駆使して、まずは、全国の月間平均売上の美容師一人当たり約49万円を目指してみましょう。

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