フリーランス美容師必見！確定申告の方法と経費に計上できるものを解説｜美容師/美容室の求人・転職専門サイト【ビューティーキャリア】

2022/01/10

フリーランス美容師必見！確定申告の方法と経費に計上できるものを解説

美容業界ではフリーランス美容師として働いている人も多く、フリーランス美容師を目指す人も増えてきました。
しかし、フリーランス美容師は企業に雇われていないため、確定申告をする必要があります。確定申告をしないと、さまざまなペナルティを受けてしまいます。
そこで本記事では、フリーランス美容師の確定申告の方法や経費に計上できるものなどを紹介します。確定申告の方法が分からないフリーランス美容師の方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.　フリーランス美容師は確定申告が必要

フリーランス美容師は、基本的には確定申告をして納税する必要があります。
経費や収入などから、国に納める所得税額を計算する作業です。一見ややこしそうに思えますが、実はそこまで難しい作業ではなく、慣れさえすれば簡単にできます。
ちなみに、所得金額が38万円以下の場合は納める所得税がないため、フリーランス美容師であっても確定申告をしなくても問題ありません。

1-1.　フリーランス美容師は何が経費になる？

フリーランス美容師が経費に計上できるのは、主に以下の通りです。
● 面貸料
● 道具代
● 交通費
● 交際費

その他、スマホで予約管理やお客様とコミュニケーションを取っている場合は、使用時間のみ経費にすることも可能です。

1-2.　確定申告をするタイミング

確定申告をするタイミングは、基本的に毎年2月16日～3月15日の1か月間です。
この期間内に、作成した確定申告書類を提出します。期間内に提出し忘れると、ペナルティとして納税額が5％以上増えるため、提出し忘れのないようにしましょう。
年末年始あたりで書類を作成しておき、早い段階で確定申告しておくことをおすすめします。ちなみに、控除や優遇措置などを受ける際は、期間前に提出する必要があります。

2.　フリーランス美容師の確定申告は青色申告・白色申告のどっちがいい？

フリーランス美容師の確定申告には、青色申告と白色申告の2種類を用意されています。
基本的には青色申告の方が良いですが、場合によっては白色申告の方が良いこともあります。

2-1.　青色申告のメリット・デメリット

青色申告のメリットは、控除額が最大65万円と高い点です。
控除額が高いと、納める所得税額が少なくなります。収入があるフリーランス美容師ほど嬉しいメリットです。
また、青色申告は発生した赤字を3年間繰り越せるメリットもあります。今年が赤字で来年に黒字となった際、赤字額を控除でき、所得税額を抑えられます。
ただ、その分確定申告書類を作る手間がかかる点がデメリットです。簿記の原則に従って書類を作成しなければなりません。

2-2.　白色申告のメリット・デメリット

白色申告のメリットは、とにかく書類が簡単なところです。
青色申告より記入する箇所が少なく、確定申告に手間がかかりません。
その分、青色申告のような控除や赤字の繰り越しなどができないデメリットがあるため、基本的には青色申告で確定申告することをおすすめします。

3.　確定申告の方法

確定申告の大まかな流れは、以下の通りです。

1. 必要な書類を集める
2. 確定申告書類を作成する
3. 期間内に確定申告書類を提出する

流れ自体はシンプルですが、「必要な書類や確定申告書類の作り方が分からない」といった声をよく耳にします。

そこでおすすめなのが、確定申告ソフトです。
確定申告ソフトを使えば、簿記の知識がなくても青色申告の確定申告書類を簡単に作成できます。また、確定申告書類の書き漏れや記載ミスがほとんどなくなります。
月額料金がかかりますが、それ以上に確定申告ソフトを利用するメリットがたくさんあります。
フリーランス美容師の仕事を集中できるようにするためにも、確定申告ソフトの導入を検討しましょう。

まとめ

今回は、フリーランス美容師の確定申告のやり方や経費に計上できるものなどについて紹介しました。
フリーランス美容師は、所得金額が38万円以上の場合、確定申告して国に税金を納めなければなりません。
確定申告には青色申告と白色申告の2種類があり、基本的には青色申告の利用がおすすめです。ただ、青色申告は簿記の知識がないと書類作成が難しいデメリットがあります。
簿記の知識がない場合は、確定申告ソフトを利用して青色申告で提出しましょう。

【祝い金最大6万円】自分に合う求人を探そう！【スカウトメール機能付】会員登録はこちら！